お中元は日頃の感謝の気持ちを込めて
お世話になっている方にお礼として贈るという習慣で
この時期はちょっと忙しくなるという方も
多いのではないでしょうか?
お中元をいただくのは嬉しいのですが
その際に悩まされるのがお礼状の書き方
お中元は基本的にお返しとして
何か贈り返すという必要はないのですが
お礼状を出すことは社会人としてのマナーです
ということで、今回は
そんなちょっと悩んでしまう
お中元のお礼状の書き方や文例をみていこうと思います
お中元・お返しのお礼状の書き方
お礼状を出す場合は、やはり
お中元が届いてから2,3日以内に出すようにしましょう
お礼状の正式な書き方としては
縦書きの封書によるものですが
よほど厳格に形式をこだわるといった相手の方ではない限り
はがきに横書きで出されても問題はございません
お礼状を書く際には
- お中元に対する感謝の言葉
- お中元を頂いての家族の喜び
などを盛り込んでみるとより気持ちが伝わると思います
お礼状のパターン・文例
どう書いていけばいいのかわからないという方もご安心ください
以下のパターンにそってご自身の言葉に当てはめていきましょう
- 時候の挨拶
- お中元に対するお礼の言葉
- 品物に対する感想・お礼
- 相手の健康を祈る言葉
- 結びの言葉
では、例文をみましょう
拝啓 日ごとに暑さが増してきましたが、○○様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
この度は、お心のこもった品をお贈りいただき誠にありがとうございました。
子供たちも大変喜び、家族みんなで美味しくいただきました。
まだまだ暑い日が続くようですので、くれぐれも体調にはお気をつけください。
略儀ながら、書中にてお礼申し上げます。敬具
平成○年○月○日
名前
親しい方に贈られる場合でしたら
もう少し言葉をくだけた表現に変えられてもいいでしょう
いただいた品に対する喜びの声であったりを丁寧にかかれると
相手の方にも喜んでいただけるのではないでしょうか?
あとは、それぞれにアレンジしてみてください
お中元を辞退したい場合
感謝の気持ちを伝えるためのお中元なのですが
人によっては職業柄、贈答が禁じられている場合や
また、どうしても毎年のように贈っていただくのは
心苦しいという方おられるのではないでしょうか?
そういった場合に
次回からのお中元を辞退するには
お中元に対する感謝の言葉の後に
会社の方針や贈答が禁じられていることなど、
その旨を簡潔に伝えるようにしましょう
個人の場合でどうも心苦しいと感じられている場合は
どうか、今後はこのようなお気づかいをなさらないようお願いします。
などと、加えてみるといいでしょう
お中元のお礼状の書き方・まとめ
お中元に対してお礼状を出すのは社会人のマナー
今後の親族関係であったり
社会関係を円滑に進めていくためにも
しっかり気に留めておきたいところですね