皆さんは、絵本を読まれますか?
大人になったら、いや小学生ごろには
すでにほとんど読む機会もなくなり
お父さんやお母さんになって再び目にするという方も
多いのではないでしょうか?
そんな小さい子供や赤ちゃん向けと
思われている絵本なのですが
最近では、大人向けとも言える
絵本が大人気になっていて
どこか深くて感動的で大切なことを
思い出させてくれると評判のようです
そんな大人でも感動する素敵な絵本が
プレゼントとしても最適ということで
おすすめの絵本をいくつか紹介させていただきます
Contents
大人向け絵本の深くて感動するおすすめ7選
おおきな木
主人公はちいさな男、そして
いつも彼を見守るりんごの木
テーマは、無償の愛
少年は成長するにつれ
りんごの木にあらゆる物を求めるように
そしてそれに応え続けるりんごの木
考えさせられる内容で
大人だからこそ辛く感じてしまう人も
シェル・シルヴァスタイン/作・村上春樹/訳
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つみきのいえ
数々の短編アニメーションの賞を受賞していることもあり
知っておられる方もおられるかもしれませんね
水がどんどん上昇してきて、町が水没していく中
家をつみきのように足しながら住む老人
そして、あるきっかけで海の中へと・・
子供さんにもおすすめの作品
加藤久仁生/平田研也
ずーっとずっとだいすきだよ
犬のエルフィーとある男の子の物語
テーマは愛するものとの別れ
大切な人に愛してるを伝えよう、
そんな気持ちにさせてくれます
大人から子供まで泣いてしまうような作品です
ハンス ウィルヘルム/作・久山太市/訳
わすれられないおくりもの
みんなから慕われていたアナグマとその仲間たちの物語
アナグマは自身の死期を悟り
森の仲間に手紙を残しこの世を去る
大切な友を失い残された者たちが
アナグマがくれた贈り物に気づき
悲しみから彼の楽しい思い出へと・・
友の死を受け入れ、乗り越えていく物語
スーザン・バーレイ/作・小川仁央/訳
アンジュール ある犬の物語
車の窓から捨てられた犬
そして必死に飼い主を追い続けるのですが
到底車に追いつくことは出来ずに
そのまま放浪することに
果たしてその旅の中で犬が見つけたものは・・
これは、文字がない本で
エンピツ一本のデッサンで描かれています
それなのに犬の表情や景色が胸をうつ作品です
ガブリエル・バンサン/作
百年の家
主人公はある一軒の家
作物を作り、結婚があり、別れがあり、
戦争があり、大切な人の死がありと
そんな人々の100年にも渡る営みを
家が自分史のように語ります
人の平凡とも見える一日一日に生命力が溢れ
受け継がれていく営みに感動を覚えます
まさに大人向けの作品となっています
J・パトリック・ルイス・作/ロベルト・インノチェンティ・絵/長田弘・訳
終わらない夜
これはもう説明に困る作品です
まず目に入るのが、奇妙で不思議で
どこか不気味でもある絵
騙し絵の要素もあり、どんどん
絵本の世界に引き込まれていきます
読むというよりかは、インスピレーションを
受け感じ取ってください
タイトルと絵に惹かれたら是非
セーラ・L.トムソン・文 /ロブ・ゴンサルヴェス・絵/金原瑞人・訳
大人向けの絵本まとめ
今回は、有名な作品をいくつかご紹介しました
本当は、まだまだご紹介したいのがたくさんあるので
別の機会にどっさりとまとめてみようと思います
ある本は、子供の頃に読んだことがあり
大人になって読むと新たな発見や感動があったり
また、ある本は深く考えさせられるテーマのもので
胸が苦しくなってしまうようなものであったりと
絵本は大人にもメッセージを伝えてくれます
是非、友達でも彼女でも彼氏でも
プレゼントしていただけたらきっと喜ばれると思います
あと最後に、本屋さんでうっかり立ち読みしてしまうと
その場で泣いちゃうかもしれないので注意です